アメリカへの道 搭乗口編
まだ上海にいる。
いつになったらアメリカに着くんだ??
まぁそこんとこは私のさじ加減なのだが・・・
お腹もふくれて満足し、いい時間になっていたので搭乗口に向かった。
搭乗口に着くと丁度、人が並び始めていたので私もそこに並んだ。
前は中国人の家族連れが並んでいて、その横にはまだ列に並ばずに壁に寄りかかった
白人のバックパッカーらしき男性がいた。
ここでこの一人旅を盛り上げる仲間を紹介しよう。
それは関空のお土産屋さんで買った小さな猫さんのフィギュアだ。
値段は300円ぐらいだっただろうか、モチーフは鳥獣戯画であろうか。
よく写真を撮るのだが自撮りは恥ずかしいのでできない。
その代わりとしてこの猫さんをモデルに色々と写真を撮ろうってこんたんだ。
その猫さんをバックパックから出すのをすっかり忘れていたので、
ここで出しておいて飛行機の中で第一回目の撮影会始めよう。
楽しみだなぁ〜
やっぱりなんでもモデルがいるだけで写真を撮るのもハリがでる。
猫さんにも何か名前をつけよう。そうした方が愛着もわく。
そうだ!!まるで猫さんが一人旅してるような感じにしてそれをブログに書いて
あわよくば、動画にしてYouTubeにあげてそれが大ヒットしてウヒヒヒヒ♪
そんなことを考えていると・・・猫さんがいない!!
どこだ!!
私の壮大な計画が!!
あ!!
あった!!落ちてる。ビックリしたー。
お!?白人兄ちゃんが拾ってくれた!ありがとねー!
白人兄ちゃん「ヘイヘイ!ボーイ!落としたよ」(多分こんなこと言ってると思った。)
中国人の男の子「!?なに?それくれんの?」(多分こんなこと言ってると思った。)
ん!?!?!?!?
待て!!それ!!その猫さんのにんgy・・・
中国人の母「あら?その猫どうしたの?もらったの?よかったわね」(多分こん以下略)
中国人の男の子「ありがとう!お兄ちゃん!!」(多分こん以下略)
白人兄ちゃん「気をつけるんだよ」(多分こん以下略)
・・・・・・・・ドロボーだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
今!!まさに今!!目の前で大事な猫さんを取られたー!!!!
しかし
ぐぬぬ・・・
猫さんを手にした男の子はすごく楽しそうに猫さんで遊んでいる。
とても言えない。彼らに対して
「おい!!このやろ!!その猫さんはミーのだ!!返せガキ!!」なんて・・・
さよなら猫さん。名前もまだなかったのに・・・達者に暮らせよ。
いきなり旅の仲間を失った。
早く飛行機に乗ろう。
P・S
猫さんはこのシリーズ
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